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三菱UFJ信託銀行、フィリピンで炭素排出枠創出 新興と実証

三菱UFJ信託銀行は6日、フィリピンで国内企業向けの温暖化ガスの排出枠創出に向けた実証実験を始めたと発表しました。環境スタートアップのグリーンカーボン(東京・千代田)と連携し、新興国の排出量削減を支援して一部を日本側の削減分とみなす「二国間クレジット制度(JCM)」を活用したようです。10年間の合計で100万トン超の創出を目指すとのことです。フィリピン北部・ヌエバビスカヤ州の水田でメタンガスの排出量を軽減する手法を導入するようです。同手法を用いたフィリピンでのJCM制度の利用は初めてとのことです。今後2万5000ヘクタールに導入面積を拡大したい考えのようです。両社は実証を通じて実際にJCMの創出につなげられるのかを確認するもようです。三菱UFJ信託は創出した排出枠を日本の企業などに売却するようです。ほかの排出枠創出に向けた案件への関与も目指し、将来的には売却の収益をもとにした金融商品の組成も視野に入れるとのことです。

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