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東急建設と地盤工事会社、施工管理の一元管理システムの開発を発表

東急建設と地盤工事のテノックスは、地盤改良工事の施工状況をリアルタイムで一元管理できるシステムを開発しました。ゼネコンと工事を請け負う専門工事会社との間で情報共有を密にして作業の効率化を図り、相互のチェック体制を確立して工事品質を保ち、施工現場の働き方改革につなげたいとのことです。開発したのは「地盤改良リアルタイム施工管理システム」といい、東急建設が自社システムの位置誘導機能で得た施工位置をサーバーに自動送信し、テノックスは深度ごとに地盤改良機がかき交ぜた回数情報などを送ることにより、サーバー上で位置と施工の両情報を連携し両社で共有することが可能になるようです。施工中の計画変更においても迅速に対応できるようになり、ネット回線につなぎパソコンやタブレット端末で情報を得ることで書類作成の手間も省け、施工状況の報告書の提出もこのシステムにより不要になるとのことです。マンションなどの杭打ち工事のデータ改ざん問題を受け、国土交通省は2016年に元請け企業と下請け企業の責任範囲を明文化しているものの不正を防ぐ仕組み作りは、ゼネコン各社にとって急務になっているもようです。

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