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国土交通省、吹き付けアスベスト等飛散防止対策に関する調査結果を公表

国土交通省は、建築物防災週間に実施した「民間建築物における吹き付けアスベスト等飛散防止対策に関する調査」の結果を公表しました。調査対象は1956~1989年に施工された大規模民間建築物(おおむね1,000平方メートル以上)で、吹き付けアスベストとアスベスト含有吹き付けロックウールについて地方公共団体から建築物所有者に報告を求めるかたちにより調査を行ったようです。調査対象建築物は全国に26万2,197件あり、そのうち調査報告があったのは24万2,320件で、このうちアスベスト等の吹き付けがされているという報告があったのは1万5,245件だったようです。指導によって対応済みの物件は1万1,837件、今後対応予定の物件は688件となり、その結果、露出してアスベスト等が吹き付けられていない物件は23万9,600件で、対応率は91.4%となったとのことです。今後については、地方自治体に対して除去・封じ込めといった対策実施の指導徹底を要請し、報告のなかった所有者等への継続調査についても要請していくようです。

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