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国土交通省、『違法貸しルーム』について約8割が是正指導中であることを発表

国土交通省は、国および地方公共団体に通報があった「違法貸しルーム」について、2018年8月31日時点の建築基準法への適合状況や是正指導などの状況を公表しました。調査対象物件は2,078件で、このうち調査中であるものは229件、建築基準法違反が判明した物件は1,469件、違反のない物件は155件となったもようです。建基法違反が判明した物件のうち、是正済みな物件は288件で、是正指導中であるものは1,170件となり、約8割の物件が是正指導中となっていることが判明しました。違反の内容は、非常用照明装置関係が1,030件で最多となっており、窓先空地関係が850件、防火上主要な間仕切壁関係が717件、居室面積関係が485件、採光関係が447件となっているようです。国土交通省によると、引き続き、特定行政庁と是正促進について情報交換を行うとともに、通報物件の調査及び違反物件の是正指導を徹底するよう特定行政庁に要請していくとのことです。

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