建築環境・省エネルギー機構は、「CASBEEウェルネスオフィス先行評価認証制度」による選考認証を実施し、10件の認証物件を発表しました。「CASBEEウェルネスオフィス」は、国土交通省が2018年3月に公表した「健康性、快適性等に関する不動産に係る認証制度の在り方についてのとりまとめ」を受けて同機構が策定したもので、建物利用者の健康性、快適性の維持・増進を支援する建物の仕様や性能、取り組みを評価する仕組みになっているようです。総合評価「S」は東京都渋谷区の「渋谷ソラスタ」、横浜市西区の「京急グループ本社」、東京都港区の「赤坂インターシティAIR」などの5件、「A」は東京都中央区の「PMO日本橋茅場町などの4件、「B＋」には1件、合計10件を認証したとのことです。