都市再生機構（UR都市機構）は、民間まちづくり会社との連携によるリノベーションまちづくり事業の初弾案件として、広島市に宿泊施設をオープンさせたとのことです。これは、土地・建物両方の処分意向のある不動産に対してUR都市機構が底地を取得し、民間企業が建物を取得してリノベーションを行うことにより民間企業のリスクを抑制してまちづくりにつなげる取り組みのようです。今回の案件は、UR都市機構が「福山」駅徒歩4分の土地を取得して、まちづくり会社と連携している福山市のフューレックが建物を取得し、リノベーションしたもののようです。UR都市機構では、福山市において「居心地がよく歩きたくなるまちなか」を目指した社会実験や市のパークPFI実現に向けた支援といった新たな取り組みを行い、今後も福山市において先駆的な取り組みを継続していき、知見を全国の都市に広げていくといった計画のようです。