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国土交通省、アスベスト等飛散防止対策調査実施

国土交通省は24日、建築物防災週間だった20年3月1~7日に実行した民間建築物における吹き付けアスベスト等飛散防止対策についての調査結果を発表したようです。
調査対象になるのは、1956年から1989年に施工された民間の建築物のうちおおむね1,000平方メートル以上の大規模建築物で、吹き付けアスベストおよびアスベスト含有吹き付けロックウールについて、地方公共団体から建築物所有者等に報せるよう求めたとのことです。
調査対象建築物は全国に26万3,399件(前年比1,839件増)あり、調査報告があったのは24万8,270件(同4,059件増)で、このうちアスベスト等の吹き付けがされているという報告があったのは1万5,016件(同14件増)で、対応予定の物件は593件(同51件増)、指導によって対応済みの物件は1万2,044件(同135件増)となったようです。
その結果、対応率は93.4%(同1.0ポイント上昇)となり、露出してアスベスト等が吹き付けられていない物件は24万5,891件(同4,231件増)となったとのことです。

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