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首都圏既存戸建て、平均価格は連続上昇

株式会社東京カンテイは8日、2021年3月の主要都市の中古(既存)木造一戸建て住宅平均価格動向を発表しました。調査対象となるのは、敷地面積100~300平方メートル、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内またはバス20分以内、木造で土地・建物とも所有権の物件です。首都圏の平均価格は3,217万円(前月比5.7%上昇)と、2ヵ月連続で上昇しました。都県別では、東京都が4,917万円(同4.1%上昇)、千葉県が2,349万円(同0.3%上昇)といずれも2ヵ月連続で上昇し、埼玉県も2,516万円(同9.7%上昇)と4ヵ月ぶりに反転上昇しました。神奈川県は3,288万円(同0.5%下落)と反転下落しましたが、首都圏全体では価格は上昇基調にあるとのことです。近畿圏の平均価格は2,640万円(同5.9%上昇)と反転上昇し、全体的には好調を維持したようです。府県別では、大阪府が2,916万円(同8.1%上昇)と3ヵ月ぶりに大きく上昇し、京都府も、4,147万円(同27.0%上昇)と上昇しました。兵庫県は、2,456万円(同1.5%下落)と2ヵ月連続で下落したとのことです。中部圏は平均価格2,351万円(同0.8%下落)と反転下落し、福岡県は平均価格2,109万円(同6.1%下落)と反転下落したものの、1年前の価格は上回っているとのことです。

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