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首都圏既存マンション成約単価、14ヵ月連続で上昇

公的財団法人東日本不動産流通機構は12日、2021年6月の首都圏不動産流通市場動向を公表しました。同月の首都圏中古(既存)マンション成約件数は3,262件(前年同月比5.0%増)と、4ヵ月連続で前年同月を上回ったとのことです。都県別で見てみますと、東京都1,609件(同0.4%減)、埼玉県373件(同3.9%増)、千葉県439件(同14.0%増)、神奈川県841件(同12.4%増)。東京都が4ヵ月ぶりに減少となりましたが、埼玉県は6ヵ月連続、千葉県と神奈川県は4ヵ月連続で増えたようです。1平方メートル当たりの成約単価は59万4,200円(同11.1%上昇)となり、14ヵ月連続で上昇、3ヵ月連続の2桁上昇と、価格上昇が加速しているようです。平均成約価格は3,873万円(同9.4%)と、13ヵ月連続での上昇となったようです。新規登録件数は1万3,049件(同19.2%減)、在庫件数は3万3,641件(同26.2%減)と、いずれも大きく減少したとのことです。

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