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都心5区M価格、大型タイプが大幅下落

一般財団法人日本不動産研究所は15日、「住宅マーケットインデックス2021年下期」の調査結果を発表しました。アットホーム株式会社と株式会社ケン・コーポレーションが提供した賃貸・分譲マンション事例データを基に、東京23区の新築・既存(築10年)マンションを、大型(80平方メートル以上)・標準(40~80平方メートル未満)・小型(40平方メートル未満)に分け、賃料・価格等を集計・分析しています。1平方メートル当たりのマンション賃料は、都心5区で、新築が大型6,954円(前期比2.2%上昇)、標準5,000円(同変動なし)、小型4,527円(同0.9%下落)。既存は、大型6,222円(同2.3%上昇)、標準4,573円(同0.2%下落)、小型4,258円(同0.9%下落)となったようです。新築・既存の大型タイプはともに上昇し、前期の最高値を更新したようです。標準タイプも前期の最高値とほぼ同水準を維持している一方で新築・既存の小型タイプは若干の下落となったとのことです。東京23区では、新築が大型5,874円(同0.8%上昇)、標準3,600円(同0.9%下落)、小型3,826円(同0.5%下落)。既存は、大型5,264円(同0.9%上昇)、標準3,328円(同1.1%下落)、小型3,604円(同0.7%下落)。新築・既存の大型タイプは上昇したようですが、標準と小型タイプは前期の最高値から若干下落したとのことです。1平方メートル当たりのマンション価格は、都心5区で、新築が大型168万2,000円(同22.4%下落)、標準148万1,000円(同8.4%下落)、小型155万7,000円(同2.3%上昇)。既存が、大型187万6,000円(同15.4%上昇)、標準129万円(同3.1%上昇)、小型119万5,000円(同4.2%下落)となったようです。新築の大型・標準タイプは、大幅に下落し、中央区の選手村跡地の大量供給により、平均単価が押し下げられたことが要因となったようです。東京23区は、新築が大型165万2,000円(同15.0%下落)、標準119万7,000円(同2.0%上昇)、小型129万2,000円(同0.5%下落)。既存が、大型115万3,000円(同3.2%上昇)、標準89万8,000円(同1.2%上昇)、小型99万2,000円(同1.1%上昇)だったようです。新築の大型タイプは、5区と同様の要因で大幅に下落したとのことです。

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