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21年度のリフォーム市場規模は前年比1.1%拡大

株式会社矢野経済研究所は20日、21年度および2022年第1四半期(1~3月)の住宅リフォーム市場規模(速報値)を発表しました。住宅リフォーム事業者へのヒアリングや文献調査によって市場規模を算出したようです。21年度の市場規模は、6兆7,880億円(前年度比1.1%増)と好調に推移し、団塊ジュニア世代のリフォーム需要の拡大に加え、在宅時間の長期化に伴い需要が底堅く推移したほか、建築費や建材費などの高騰も市場拡大の要因の一つと推測したようです。22年第1四半期のリフォーム市場規模は1兆4,036億円(前年同期比7.6%減)と推計し、前年同期比では弱含んだようですが、過去10年間の第1四半期と比較すると、平均規模を上回る水準で推移しているとのことです。22年の市場規模は、6兆2,000億~6兆5,000億円と予測された一方で、旅行・レジャーやエンターテインメント関連の支出の増加や、物価高騰の影響などによって、住宅・住環境関連への支出を控えることが予想され、市場が低迷する可能性もあるとのことです。

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