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東京都心Aクラスビル、6期ぶりに賃料上昇

三幸エステート株式会社は2日、株式会社ニッセイ基礎研究所と共同開発した成約賃料に基づくオフィスマーケット指標「オフィスレント・インデックス」(2022年第4四半期(10~12月)版)を公表しました。東京都心部のAクラスビル(延床面積1万坪以上、1フロア面積300坪以上、築年数15年以内)の1坪当たり賃料は、2万8,594円(前期比1,215円上昇)と6期ぶりに上昇したようですが、穏やかな低下傾向に変わりはないとみられるとしたようです。空室率は3.6%(同0.4ポイント低下)と4期ぶりに低下し、エリア内での移転や集約移転等による大口の成約があったもようです。Bクラスビル(1フロア面積200坪以上でAクラスに含まれないビル)の坪当たり賃料は、1万7,963円(同596円下落)と、4期連続で下落となり、空室率は4.6%(同0.6ポイント低下)と、4期ぶりに低下したようです。新築ビルへ移転したテナントの二次空室や竣工後も募集床を抱えていた新築ビルを中心に比較的大口の空室消化が進んだことによるとのことです。

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