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23区オフィス空室率、6月はわずかに上昇

株式会社ザイマックス不動産総合研究所は5日、2023年6月のオフィス空室マンスリーレポートを発表しました。調査対象は、東京23区内にある延床面積300坪以上のオフィスビルです。東京23区のオフィス空室率は3.71%(前月比0.01ポイント上昇)。募集面積を賃貸面積で割った募集面積率は5.45%(同0.07ポイント低下)と低下したようです。都心5区の区別では、空室率が高い順に、中央区4.37%(同0.04ポイント低下)、港区4.02%(同0.04ポイント上昇)、新宿区3.12%(同0.07ポイント低下)、渋谷区2.89%(同0.15ポイント低下)、千代田区2.39%(同0.20ポイント上昇)となったようです。空室面積は40万9,000坪(同3,000坪増)。空室増減量は増加が3万9,000坪(同1,000坪減)、減少が3万6,000坪(2万5,000坪減)と、増加が減少を上回ったもようです。エリア別の空室率は、都心5区は3.42%(同0.04ポイント上昇)。周辺18区は4.63%(同0.06ポイント低下)。募集面積率は、都心5区が5.21%(同0.06ポイント低下)、周辺18区が6.17%(同0.13ポイント低下)。規模別の空室率は、大規模ビル(延床面積5,000坪以上)が3.74%(同0.02ポイント上昇)、中小規模ビル(延床面積300坪以上5,000坪未満)が3.69%(同0.02ポイント上昇)となったようです。

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