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賃貸M募集家賃、9エリアで全面積帯上昇

不動産情報サービスのアットホーム株式会社は27日、不動産情報ネットワークにおける「全国主要都市の『賃貸マンション・アパート』募集家賃動向」(2024年4月)を発表しました。同調査では、入居者が1ヵ月に支払う「賃料+管理費・共益費等」を「家賃」と定義。調査対象は、首都圏(東京23区、東京都下、神奈川県、埼玉県、千葉県)、札幌市、仙台市、名古屋市、京都市、大阪市、神戸市、広島市、福岡市の13エリアです。賃貸マンションの平均募集家賃は、東京23区・東京都下・神奈川県・埼玉県・札幌市・仙台市・名古屋市・大阪市・福岡市の9エリアが全面積帯で前年同月を上回ったもようです。面積帯別の前年同月比上昇トップは、「30平方メートル以下(シングル向き)」が仙台市(前年同月比5.0%上昇、平均家賃5万982円)、「30~50平方メートル(カップル向き)」が東京23区(同7.6%上昇、同14万9,135円)、「50~70平方メートル(ファミリー向き)」が福岡市(同14.5%上昇、同10万9,463円)、「70平方メートル超(大型ファミリー向き)」が福岡市(同13.4%上昇、同17万7,619円)。ファミリー向きが6ヵ月連続して全13エリアで前年同月を上回ったようです。中でも神奈川県・仙台市・京都市・大阪市・神戸市・福岡市の6エリアは15年1月以降最高値を更新したとのことです。賃貸アパートの平均募集家賃上昇率トップは、「30平方メートル以下(シングル向き)」が大阪市(同3.7%上昇、同5万8,928円)、「30~50平方メートル(カップル向き)」が仙台市(同5.0%上昇、同6万2,348円)、「50~70平方メートル(ファミリー向き)」が大阪市(同6.5%上昇、同12万2,379円)。ファミリー向きが広島市を除く12エリアで前年同月を上回ったとのことです。

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