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伊藤忠都市開発が賃貸マンションに睡眠環境サポートシステム導入のモニター実証調査を開始

伊藤忠都市開発(株)が、所有・運営中の賃貸マンション「クレヴィアリグゼ」の一部住戸を、IoTを活用して睡眠環境をサポートするパナソニック(株)の「おやすみナビ」システムを導入した「ねむれるーむ」に改装してモニター実証調査を開始しました。厚生労働省が2014年3月に発表した「健康づくりのための睡眠指針2014」では、心身の疲労を回復させる働きがある睡眠の「量的な不足」や「質的な悪化」は、生活習慣病のリスクを高めて不眠はうつ病などの心の病の原因にもなるため、適切な睡眠量の確保や睡眠の質の改善を促しています。伊藤忠都市開発の独自調査でも睡眠の満足度が低く睡眠環境を改善したいという回答が7割を超えており、快眠ニーズが高いことが確認されたことからモニターを募集して1年間の快眠効果の検証に取り組むことになったようです。対象物件は「クレヴィアリグゼ西新宿」と「クレヴィアリグゼ荻窪」で、就寝から起床までアプリでシーリングライト、エアコン、スピーカーを一括制御して快適な睡眠環境をサポートします。伊藤忠都市開発では、この調査を通じて「IoT活用」や「快眠環境」がマンションの付加価値を高める可能性を探り、「クレヴィア」マンションの更なる進化を追求していくようです。

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