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トモニホールディングス、「複数行体制」による統合で傘下3銀行すべてのコア業務純益が増加

トモニホールディングス傘下の徳島、香川、大正の3銀行は、2018年4~9月期決算によるとコア業務純益が増加したとのことです。地方銀行の経営環境は厳しく、貸出金利回りの低下から利益確保に苦戦していましたが、トモニHD傘下の全行の貸出金利回りの低下は続くものの貸出金利息が小幅ながら、8年前の経営統合以来初めて増加したとのことです。各行が独立した営業戦略を持って競い合う「複数行体制」による統合が、貸出金増加に結びついたようです。現在策定中の中期経営計画においてもその考え方を反映し、総務や企画といった後方部門の共通化を検討しつつ営業推進や審査などの銀行の特性に関わるような部分は残し、営業力の強化に有効な複数行体制を堅持していく方針のようです。

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