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みずほFGはセゾンと包括提携を10月に解消、セゾンはみずほ傘下のUCカードの株式を売却へ

みずほFGは、クレディセゾンと2004年に結んだ包括提携を10月に解消すると発表しました。合わせて、セゾンは持ち分法適用会社としているみずほ傘下のUCカードの株式を売却するとのことです。銀行系と流通系の垣根を越えて事実上の統合を目指しましたが、戦略の違いから解消に至ったようです。売却先は未定としていますが、売却益は約188億円に上ると見られています。セゾンとUCカードは2007年、両社の決済や事務処理業務を統合したキュービタスを設立しており、同社を会社分割し、UCカード関連の事業をUCに戻し、キュービタスに49%を出資するみずほ銀行も、資本関係を解消するとのことです。2004年の提携後、UCカードはカード発行機能をセゾンに移管し、逆にセゾンの加盟店を開拓する事業をUCに移して一体運営を進めてきましたが、みずほとセゾンの思惑の違いから統合は進まず、2017年には提携内容を一部変更し、セゾンとUCカードはそれぞれカード発行と加盟店開拓を手掛ける体制に戻していました。みずほは3月にスマホ決済「Jコインペイ」を始め、加盟店開拓をUCカードに担わせるために、セゾンとの提携を解消したもようです。今後のカード戦略は、傘下のオリエントコーポレーションとUCカードを核に進めていくとのことです。

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