野村ホールディングスとLINEが共同設立したLINE証券は、国内の主要な上場企業100社の株式1株単位から売買可能なサービスの提供を開始したもようです。投資未経験者にも使用しやすいように工夫しており、約8,100万人のLINE利用者への普及を目指しているようです。取引時間は午前9時から午後9時までとなっており、取引所に注文を出すのではなくLINE証券と投資家との相対取引の形で売買するかたちになっているとのことです。売買手数料は無料であるものの、買値と売値はLINE証券が示す価格になっており、スプレッドと呼ばれる値ざやがLINE証券の収益となるようです。口座開設から株式売買までをほぼスマートフォンで完結でき、トヨタ自動車など100銘柄に加え、上場投資信託（ETF）の9種類が売買可能となっているようです。現在、株式やETFの売買だけになっているので今後は、資産形成層に対するサービスの強化も目指していくとのことです。