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東京証券取引所、相対取引の電子化へ向けてシステムの導入へ

東京証券取引所は2020年末にも投資家や証券会社が直接売買する相対取引を電子化するシステムの導入を発表しました。上場投資信託(ETF)において、投資家が最も有利な価格で購入できるように売買しやすい環境を整え、ETF市場の活性化につなげたいとのことです。東証ではリアルタイムに注文が集まる立会内取引は既に電子化されているものの、立会外の相対取引を電子化するのは今回が初めてで、今後は証券会社や投資家などとシステムの仕様などを協議しながら実現していきたいようです。ETF市場において、地方銀行など比較的大口の機関投資家が市場外で相対取引するケースが多いため、東証が相対取引をしやすいシステムを導入することにより東証の相対取引市場である「トストネット(ToSTNeT)」での取引増につなげたいとのことです。東証のような取引所の運営者が自らこのようなシステムを導入するのは珍しいようです。

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