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証券大手、中国事業の強化に動き、野村ホールディングス、新たに2都市への出店を計画へ

中国証券市場の外資開放をにらみ、証券大手が中国事業の強化に動いているようです。野村HDは、2020年に新たに2都市への出店を計画しており、少子高齢化や異業種参入で国内の競争環境が厳しさを増す中、各社は中国に新たな成長の機会を求めているもようです。野村HDは2019年11月、上海において過半出資する合弁証券会社「野村東方国際証券有限公司」を開業しており、今後も富裕層向けビジネスから取り掛かり、3年程度で機関投資家向けビジネスや投資銀行業務に乗り出す計画のようです。大和証券グループ本社は2020年中には合弁証券会社開業することを目指しており、中国市場はリスクはあるものの外資という特性を生かしたビジネスの展開に期待し、国境をまたぐM&Aの助言や、株式・債券の売買仲介業務などを検討しているとのことです。またSMBC日興証券は、北京に駐在員事務所を2020年4月1日付で開き、金融規制に関する情報収集を行うもようです。

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