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野村証券、国内初の信託報酬0%となる投資信託を設定することを発表

野村証券は、国内で初めて信託報酬を0%とする投資信託を設定すると発表しました。これは、積み立て型の少額投資非課税制度(つみたてNISA)向けの海外株式に投資する投信で、当初10年間、個人投資家はまったく費用がかからずに投信に投資でき、日本以外の先進国株式指数「MSCI-KOKUSAI指数」に連動するとのことです。申し込みはネット限定で、投信購入時の手数料はかからず、2020年3月から30年12月末までの10年間、信託報酬率を0%とするもようです。投信に投資する場合、委託会社と販売会社、受託会社の3つで手数料が発生するものの、今回は野村証券と野村アセットマネジメント、野村信託銀行が販売・運用・管理を請け負うため、各社そろって手数料をゼロにするとのことです。証券業界はインターネット証券を中心に投資信託などの売買手数料の引き下げを続けており、10年間の期間限定ではあるものの信託報酬をゼロとした野村の取り組みは、今後の証券業界にとって個人の運用マネーの取り込み競争になるのではないかと懸念しているもようです。

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