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10月の貿易統計、米国や中国アジア向け回復

財務省が18日発表した10月の貿易統計速報によると、輸出額は前年同月比0.2%減となり、米国向けや中国を中心とするアジア向けの回復で前年水準に近づいたとのことです。
輸出額は6兆5661億円で、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で5月に28.3%減まで落ち込んだあと、中国向けがけん引してマイナス幅の縮小が続いているようです。
地域別にみると、米国向けは2.5%増で、9月に続いて前年水準を上回り、中国向けが10.2%増となり、アジア向け全体でも4.4%増とプラスに転じたとのことです。
10月の輸入額は13.3%減の5兆6932億円で、2ケタのマイナスが続き、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は8729億円の黒字となったようです。

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