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住友生命が保険の移動販売参入 コロナ禍の需要増に照準

住友生命保険は保険商品の移動販売を始めました。飲食の移動販売を支援するメロウ(東京・千代田)などスタートアップ4社と連携し、商業施設や集合住宅の周辺などで保険の相談に応じるそうです。新型コロナウイルスの感染拡大の影響に伴い高まる医療保険などのニーズを取り込みます。生命保険業界では保険の移動販売が初めてとなるようです。
住友生命傘下で保険ショップ中堅のいずみライフデザイナーズ(東京・港)が専用のトラックで保険を販売し、3月以降は集合住宅やオフィス、商業施設など4カ所に順次保険の移動販売車を展開していくとのことです。移動販売車ではスタッフが常駐して取り扱っている保険を案内するほか、車内に備えたビデオ会議システムで保険ショップのスタッフと加入する保険の相談ができるようにし、その場で保険ショップの相談時間を予約し、より詳細な説明や保険加入の手続きに入るしくみを想定しているもようです。
移動販売車の出店を支援するメロウと連携して出店場所を確保し、飲食物を扱う移動販売店の付近に出店することで、人の集まる場所で昼食時などの空き時間に保険ニーズを喚起する狙いがあるようです。アクアビットスパイラルズ(東京・港)など新興3社から、屋外で楽しめる健康増進向けのゲームなどの提供を受けているとのことです。コロナ禍で生命保険の営業職員は職場などへの訪問営業が困難になっています。感染リスクが抑えられる屋外で、ビデオ会議を通じて相談ができれば、テレワークする住民たちが保険に関心を持つきっかけになるとみています。

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