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東京海上、米生保買収へ 介護・養育休暇の収入減補償

東京海上ホールディングス(HD)は米国の生命保険会社を買収するとのことです。買収によって従業員の福利厚生を支える保険事業を強化し、米国市場で保険事業の裾野を広げるもようです。米スタンダード・セキュリティー・ライフ・インシュアランス(ニューヨーク州)を今夏に完全子会社化することで15日までに基本合意しました。同社は従業員が家族の介護や新生児の養育などで休暇を取得した際の収入減を補償する商品が主力となります。疾病などにより従業員が就業不能になった場合に給与の一定割合を補償する保険も取り扱うようです。中小企業の従業員向け福利厚生の一環で給付金は企業でなく従業員に直接支払う場合が多い。同社は1957年の創業。年間の保険料収入は約130億円で、買収額は約200億円です。東京海上ホールディングス傘下の米デルファイの生保子会社、リライアンス・スタンダード・ライフ・インシュアランスを通じて買収するとのことです。デルファイは大企業を中心に福利厚生を支える商品を手がけています。今後も同分野を対象にした市場が広がるとみて中小企業向けのノウハウを持つスタンダード社の買収に踏み切るもようです。

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