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三菱HCキャピタル、海上コンテナリース買収 1200億円

リース事業を手掛ける三菱HCキャピタルは18日、海上コンテナリース世界大手のCAIインターナショナルを約1200億円で買収すると発表しました。三菱HCキャピタルの海上コンテナ事業と合わせてコンテナ保有量は世界4位に浮上するようです。コロナ禍により、電子商取引(EC)がさらに活発になっており、貨物量は増加傾向にあるようです。安定的な収益拡大が見込めるとして買収を決めたとのことです。CAIインターナショナルはコンテナ保有量で174万TEU(TEUは20フィートコンテナ換算)と世界5位で、コンテナの返却や修理のための拠点を世界39カ国に構えています。米ニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場しており、2020年12月期の連結営業利益は前の期比6%増の1億4900万ドル、売上高は2%減の2億9400万ドルだったとのことです。三菱HCキャピタルはCAI社の普通株式を1株56ドルで買い取るようです。同社の株主総会での承認や関連当局の認可が得られれば、今年後半にも買収を実行するとのことです。三菱HCキャピタルは傘下に世界6位の海上コンテナリース会社を抱えており、CAI社の世界的なネットワークなど活用して相乗効果を生み出すようです。

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