マネックスグループが28日発表した2021年4～6月期の連結決算（国際会計基準）は、純利益が前年同期比5倍の72億円だったようです。暗号資産（仮想通貨）市場の活況で交換事業子会社のコインチェック（東京・渋谷）の取引が伸び、トレーディング収益が全体をけん引したとのことです。売上高に当たる営業収益は90％増の270億円となり、仮想通貨事業のトレーディング収益は16倍の121億円に増えたようです。マネックス証券を中心とする国内セグメントは軟調な株式市場を背景に委託売買代金の減少で受け入れ手数料が3％減少したものの、投資信託や信用取引などのストック収益が伸びたとのことです。