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オリックス銀行、再生可能エネルギーに2500億円融資

オリックス銀行は再生可能エネルギーや環境関連事業への融資を拡大するようです。今後2年間で足元の貸出金残高の1割強にあたる約2500億円を新規に融資するとのことです。債権の半分程度は証券化して地域金融機関などに販売するようです。再生エネルギー開発を資金面で後押しし、金融機関のESG(環境・社会・企業統治)投資需要を取り込むとのことです。第1弾として再生エネ大手のリニューアブル・ジャパン(東京・港)に対し、他の金融機関と共同で計31億円を融資しました。リニューアブル社は調達資金を新潟県阿賀野市での大規模太陽光発電所(メガソーラー)開発に充てるようです。オリックス銀行はこの融資の一部を裏付け資産とする証券化商品を組成し、地域金融機関に販売したとのことです。オリックス銀行は今後、再生エネや環境、リサイクルなどを重点分野とし、融資や証券化商品の組成を拡大するもようです。2021年度は500億円規模、22年度は2000億円規模の融資を実行し、それぞれ半分程度を証券化するようです。今後4~5年で同分野のローンを3000億円程度積み上げるとのことです。オリックス銀行の総資産利益率(ROA)は21年3月期で0・7%。大規模な店舗網を持たず、他の金融機関と比べると高いものの、オリックスグループ全体の1・4%からは見劣りします。オリックス銀行は債権の証券化で資産効率を高め、ROAを数年内に1%に高めたい考えのもようです。

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