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国際協力銀行など インドのコロナ対策に1億ドル融資

国際協力銀行(JBIC)などはインドの新型コロナウイルス感染症対策に1億ドル(約130億円)を協調融資するようです。融資の対象はワクチンメーカー、治療薬や感染予防の製品メーカー、病院などを想定しているとのことです。日米とオーストラリア、インドの4カ国の枠組みである「Quad(クアッド)」の首脳合意に基づく取り組みで、23日に調印するようです。民間銀行との協調融資形式をとり、三菱UFJ銀行、八十二銀行、京都銀行が参加するもようです。民間の融資はJBICが保証を提供するとのことです。JBICなどはインド政府が全額出資するインド輸出入銀行に融資し、同行を通じて現地の企業に貸し出すようです。インドは製造業を中心に日本企業約1500社が進出し、企業の投資拡大が見込まれる半面、医療体制の整備が不十分で、2021年には新型コロナの感染爆発で一部の日本企業が駐在員を退避させる事態となったようです。融資を通じて医療体制を安定させ、企業の進出を後押しする狙いもあるとのことです。

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