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農林中金、世銀債へ130億円投資 ジェンダー平等を支援

農林中央金庫は20日、世界銀行が発行する債券に1億ドル(約130億円)投資したと発表しました。資金は主にジェンダー(社会的性差)の平等につながる取り組みに活用される予定で、ジェンダー関連の世銀債に投資するのは国内投資家で初となったようです。農林中央金庫は2030年度までの10年間でESG(環境・社会・企業統治)関連で計10兆円の投融資を計画しており、今回はその一環となるようです。債券の期間は10年で、米S&Pグローバルから「トリプルA」の格付けを得たとのことです。世界銀行はこれまでに、ヨルダンの女性がオンライン授業に参加できるよう支援する事業などに資金を提供しており、今回もこうした取り組みに資金が使われる見込みのようです。農林中央金庫は20年にも、環境保護や食糧問題の解決につながる取り組みを対象とする世銀債に14億ドル投資したようです。約60兆円の市場運用資産を抱える大手機関投資家としてESGの取り組みを後押しし、国内外の金融市場にアピールする狙いがあるとみられているようです。

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