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新生銀行、SBI出資先にベンチャーデット 法人客拡大へ

新生銀行が親会社SBIホールディングス系の出資しているスタートアップ企業を対象に、融資や社債などデット(負債)性の資金を提供する「ベンチャーデット」を増やすようです。2023年のベンチャーデットの実施件数を10~20件と21年比で倍増させる考えで、創業直後や上場直前の段階から接点をつくり、長期的な法人取引につなげるとのことです。まず7月内にも受発注マッチングサイトのユニラボ(東京・品川)に3億円で実施し、ユニラボは20年にベンチャーキャピタル(VC)機能を持つSBIインベストメントの出資を受けたようです。ユニラボは発注者が複数の事業者の見積もりを取得・比較できるサービスを手がけており、新たに調達する資金はサービスの拡充やエンジニアなどの採用強化に充てるもようです。ベンチャーデットはVCからの出資見込みや事業特性など新興企業特有の判断材料をもとに与信し、新興企業の資金調達はVCの第三者割当増資が中心のようですが、ベンチャーデットなら増資による株式の希薄化を防げるとアピールするようです。新生銀行のベンチャーデットの実績は21年に年10件弱だったようです。今後、SBIインベストメントの出資する新興企業を中心に案件を倍増させるようです。金利水準は2~4%、金額は5億~10億円とし、期間は5年など長期で人件費や販促費を手当てするとのことです。新生銀銀行はSBIとの協業で25年3月期に150億円の増益効果を見込んでおり、そのうち法人事業で45~55億円を計画しているようです。

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