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三井住友DS、上海に現地法人 私募投資信託を中国で

三井住友DSアセットマネジメントは7月下旬、中国・上海に初の現地法人を設立しました。国内の運用会社としては野村アセットマネジメントに次ぐ2番目のようです。中国株の調査や運用で培ったノウハウを生かし、現地の適格投資家向けに私募投資信託を設定・販売するもようです。短期の値上がり益を狙う金融商品をそろえる現地の金融機関と一線を画して、中長期の運用商品として販路を広げるとのことです。2005年に設置した駐在員事務所を法人化し、資本金は6000万元(約12億円)です。23年上期に私募投信の運用認可を取得し、同下期に投信の設定を計画するようです。駐在員事務所では中国企業を調査・分析し、情報提供に従事してきたようです。法人化することで私募投信の設定や東京本社への中国株の運用助言が可能になり、職員の数も現在の9人から15人に増強するとのことです。私募投信は中国本土に上場する人民元建て株式(中国A株)を中心に運用し、現地では短期売買を目的とした金融商品が多いようですが、アジア株の長期運用に取り組んできた強みを生かして中長期で資産形成する商品として売り込むもようです。10年間で中国での預かり資産残高を2000億~3000億円にするとのことです。

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