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三井住友海上、3Dプリンター住宅向け保険を開発

三井住友海上火災保険は住宅系スタートアップのセレンディクス(兵庫県西宮市)と共同で、外壁などを建設用3次元(3D)プリンターでつくった住宅向けの保険商品を開発するようです。火災や風水害による破損などのリスクを補償することも検討し、3Dプリンター住宅の購入ハードルを下げ、普及を促す狙いのようです。両社は近く業務連携し、材質や構造などからリスクを算定して保険料などの条件を決めるもようです。セレンディクスは3Dプリンターでつくる球体住宅「スフィア」の1棟目の施工を今秋に予定しており、それまでに保険を開発し、購入者に加入してもらう想定のようです。スフィアは一定の条件を満たせば建築確認申請が必要ない床面積10平方メートルのサイズで、販売価格は330万円。人手不足や建築コストの上昇から、3Dプリンターによる住宅建築は欧米を中心に事例が増えており、三井住友海上火災保険によりますと、国内の保険会社で3Dプリンター住宅向け保険を開発するのは初めてとのことです。

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