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SMBC日興、4~9月赤字94億円 相場操縦の影響250億円

SMBC日興証券が31日に発表した2022年4~9月期の連結決算は、最終損益が94億円の赤字(前年同期は325億円の黒字)だったようです。相場操縦事件が収益に与えた影響は250億円程度と推定されており、三井住友フィナンシャルグループに入った09年以来、上期の赤字幅では過去最大だったとのことです。相場操縦事件を巡り金融庁は10月7日、SMBC日興に3カ月の一部業務停止命令を出したもようです。事件で問題となり業務停止の対象になった「ブロックオファー取引」はすでに取り扱いを控えており直接的な影響はないようですが、投資家による株式の売買注文の手控えなどが業績に響いたとのことです。7~9月期の収益への影響は推定150億円で4~6月期(推定100億円)より膨らんだようです。4~9月期の株式、債券の引受手数料は前年同期比82%減の36億円だったようです。発行市場が縮小していることに加え、社債を中心に引き受けの案件を獲得できていない影響も出ているとのことです。

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