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三菱UFJ、東南アジアのノンバンク買収を発表 870億円

三菱UFJフィナンシャル・グループは24日、フィリピンとインドネシアのノンバンクを買収すると正式発表しました。2023年6月末までにオランダの消費者金融会社から総額5億9600万ユーロ(約870億円)で両国の現地法人を買い取るようです。経済成長が続く東南アジアで拡大する中間層の取り込みに向け、邦銀のM&A(合併・買収)戦略が活発になっているとのことです。発表によりますと、三菱UFJの傘下にあるタイ・アユタヤ銀行を通じてオランダ・ホームクレジットが持つフィリピンとインドネシアの現地法人を買収するようです。フィリピンは発行済みの全株式、インドネシアでは85%の株式を買い取るもようです。今回の買収は、13年に三菱UFJが傘下に収めたアユタヤ銀行が主軸を担うようです。これまでのM&Aでは邦銀による資本参加が一般的でしたが、買収後の事業統合も同行に委ねるもようです。三菱UFJだけでなく、三井住友銀行がインドネシアのバンクBTPNを19年に連結子会社とするなど市場の成長が続く東南アジアで邦銀勢の動きが勢いづいているとのことです。

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