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ソフトバンクG、アリババ株で9500億円調達 FT報道

英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は13日、ソフトバンクグループ(SBG)が保有する中国・アリババ集団株を活用して約72億ドル(約9500億円)を調達したと報じました。デリバティブ(金融派生商品)の一種である先渡し売買契約によるものです。FTによりますと、SBGは2023年に入り、保有するアリババ株の約72億ドル相当を先渡し売買契約に差し出したようです。同契約で金融機関から資金調達すると、返済期限を迎えた際、現金で返済するか、差し出した株式を返済に充てるか選ぶことができるようです。SBGは22年にも同様の取引で多額の資金調達をしたほか、株式で返済することでアリババ株の保有割合を下げたようです。SBGのアリババ株の保有割合は2022年12月末時点で13・5%。FTによりますと、今回の取引でSBGは残るアリババ株の大部分を契約に差し出したとのことです。SBGは世界の人工知能(AI)関連の未公開企業に投資する「ビジョン・ファンド」事業の苦戦を受け、財務の守りを固めているようです。

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