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企業出資の基金で学費無償に 新設の高専、みずほが支援

みずほ信託銀行は4月に徳島県に開校した私立の高等専門学校「神山まるごと高専」向けに、学費無償化のための奨学金基金を設計しました。ソフトバンクやソニーグループなど民間企業から計100億円規模の出資を集め、基金の運用で得た利益を奨学金として学生に給付するもようです。神山まるごと高専は名刺管理サービス「Sansan」の寺田親弘社長らが次世代の起業家を育成する発想で創設し、全寮制でIT(情報技術)やデザイン、起業家精神を学べるようです。まず4月に入学した44人の学生は5年間の学費が実質無償になる見込みのようです。学生は原資を拠出した民間企業名を冠した奨学金を受け取れるとのことです。みずほ信託銀行が今回の基金の仕組みを設計し、運用はスイスの富裕層向け金融大手ロンバー・オディエに委託するようです。ロンバー・オディエの日本法人とみずほフィナンシャルグループは2月に業務提携していたもようです。

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