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第一生命、前期純利益53%減 コロナ給付金支払い増で

第一生命ホールディングス(HD)が15日に発表した2023年3月期の連結決算は、純利益が前の期比53%減の1923億円だったようです。新型コロナウイルス関連の給付金支払いや外貨建て保険の販売に対応する責任準備金の積み増しが響いたようです。海外子会社で米地銀の破綻に伴う債券の評価損を計上したことも利益を下押ししたようです。連結保険料等収入は25%増の6兆6354億円だったようです。海外金利の上昇によって、傘下の第一フロンティア生命保険で外貨建て保険の販売が伸びて、新たに獲得した契約から得られる保険料は国内グループ全体では35%増えたようですが、第一生命保険では38%減少したようです。22年4月から23年3月に支払った新型コロナによる入院給付金は国内グループ全体で約1062億円だったようです。米子会社のプロテクティブで米地銀シリコンバレーバンク(SVB)の破綻などに伴う債券の評価損や売却損を133億円計上したことも減益要因となったもようです。23年3月期の1株あたり配当金は前の期比3円増の86円とし、同日、1200億円を上限とする自社株取得枠を設定したと公表しました。

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