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信金中金の前期、外債など含み損3000億円に 米利上げで

信金中央金庫が19日に発表した2023年3月期の連結決算は、純利益が前の期比27%減の262億円だったようです。米利上げなどで膨らんだ外国債券の含み損の損失処理を迫られたほか、外貨調達費用の増加が響いたとのことです。24年3月期の純利益は前期比14%増の300億円を見込むもようです。信金中金は全国の信用金庫の中央金融機関として資金を運用しており、満期保有を前提としない「その他有価証券」の評価損益は22年3月末時点で約1400億円の含み益だったようですが、23年3月末は約3000億円の含み損に転じたようです。金利上昇をヘッジする金利スワップなどを考慮した含み損は1710億円だったとのことです。

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