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みずほFGの4〜6月、54%増益 与信費用で戻り益

みずほフィナンシャルグループ(FG)が31日に発表した2023年4〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比54%増の2451億円だったようです。貸し倒れに備える与信関係費用で273億円の戻り益が発生し、純利益を押し上げたようです。顧客部門も米国の利上げで外貨の預金と貸出金の利ざやが拡大し、堅調だったとのことです。本業のもうけを示す連結業務純益は2%減の2310億円だったようです。市場部門の運用が米国の利上げを背景に逆ざやとなり、苦戦したもようです。外債の含み損は7646億円と23年3月末から1840億円拡大し、ヘッジ取引を勘案すれば5184億円と637億円の悪化にとどまったようです。株式の含み益は1兆8180億円と3362億円拡大したようです。先行きの不透明感を背景に24年3月期通期の連結純利益は前期比10%増の6100億円となる予想を据え置き、与信関係費用も通期で1000億円を見込む計画を維持したようです。

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