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ガソリン3週連続下落、180.5円 政府の補助金拡充で

資源エネルギー庁が27日発表したレギュラーガソリンの店頭価格(全国平均、25日時点)は前週と比べ1.5円安の1リットル180.5円だったようです。値下がりは3週連続となるようです。政府の補助制度拡充が店頭価格の押し下げにつながったもようです。原油高や円安で続いていたガソリン高を受けて、政府は7日から石油元売りに支給する補助金を拡充したとのことです。基準価格の168円を超える場合、185円までは超過分の30%を補助し、185円を超えた分は全額を補助するもようです。10月5日以降は185円までの補助率を60%に引き上げ、10月中に全国平均の店頭価格を175円程度まで抑える方針のようです。補助制度の拡充により21〜27日分の補助額は30.5円と、10円前後を支給していた8月から大幅に増えたようです。補助金の効果が十分反映されるには在庫が入れ替わる必要があり、ガソリンの店頭価格は徐々に値下がりしているもようです。エネ庁は補助金がなければ10月2日時点のガソリン価格は212円になると見込み、抑制の目標とする168円との差は44円。185円までの17円に補助率30%を乗じた5.1円とさらに超過した分の27円を合計した32.1円が28日から1週間の補助額となるようです。ガソリン高騰の主因となる原油高と円安の進行は足元で続いており、原油のアジア指標である中東産ドバイ原油の価格は27日時点で8月末と比べて7%高いもようです。26日の外国為替市場では円が下落し、一時1ドル=149円台をつけました。約11カ月ぶりの円安・ドル高水準となり、ガソリンの原料となる原油は主にドル建てで取引されるため、円安の進行はガソリン価格の高騰につながるもようです。

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