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消費支出、23年11月は実質2.9%減 9カ月連続マイナス

総務省が9日に発表した2023年11月の家計調査によりますと、2人以上の世帯の消費支出は28万6922円と物価変動の影響を除いた実質で前年同月比2.9%減ったようです。マイナスは9カ月連続となり、野菜の高騰やインフレによる収入の目減りで、実質ベースの消費は弱い動きが続くようです。QUICKがまとめた予測の中心値は実質で2.3%減で、下落幅は予想を上回ったようです。名目は0.3%増だったとのことです。実質は2.5%減だった10月のマイナス幅も上回ったようです。11月は消費支出を構成する10項目のうち7項目で前年同月を下回ったとのことです。季節調整済みの前月比では実質1.0%減となったようです。10月は0.1%減だったもようです。食料向け支出は前年同月比で実質1.2%減と、14カ月連続のマイナスだったようです。野菜・海藻が6.2%減、果物が10.8%減と全体を下押ししたとのことです。トマトやネギ、リンゴなどの価格が生育不良で上昇し、外食は8.6%増えたもようです。住居関連の支出は前年同月比で実質20.9%減と、2カ月ぶりに減り、外壁工事など設備修繕・維持向けが27.6%減ったことが響いたようです。交通・通信は前年同月比で実質5.2%減と、4カ月ぶりのマイナスだったようです。自動車購入が12.9%減ったほか、年賀はがきの減少で郵便料も23.1%減ったとのことです。

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