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4.302025
第四北越FGと群馬銀行、経営統合の基本合意24日決議へ
第四北越フィナンシャルグループ(FG)と群馬銀行は24日、経営統合に向けた基本合意について「本日取締役会で決議する予定」とのコメントを発表しました。2027年をめどに経営統合する方向で最終調整しているようです。両者は21年12月から提携関係にあり、共同店舗や協調融資で協力していたようです。共同で持ち株会社を設立し、2行がぶら下がる形での統合を検討しているとのことです。ともに総資産が10兆円を超える上位地銀で、経営統合すれば常陽銀行と足利銀行を傘下にもつめぶきFGに次ぐ規模で全国5位の地銀グループが誕生するもようです。千葉銀行が主導する地銀連携の枠組みである「TSUBASAアライアンス」に両者とも加わっており、勘定系システムの共通化などが焦点になるようです。統合比率や本社所在地、新社名は今後の交渉で詰めるもようです。日本銀行が24年3月にマイナス金利政策を解除してから、金融機関同士の預金獲得競争が激化しているとのことです。