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24年度GDP0.8%増、名目で初の600兆円超え 4年連続プラス

内閣府が16日に発表した2024年度の実質国内総生産(GDP)速報値は前年度比0.8%増と、4年連続でプラス成長となったようです。品質不正による出荷停止の影響が解消した自動車が個人消費を押し上げたほか、企業の設備投資も堅調だったようです。名目GDPは節目となる600兆円を年度で初めて上回ったとのことです。GDPの過半を占める個人消費は0.8%増だったようです。自動車の販売が正常化したのに加えて、24年夏に南海トラフ地震臨時情報が発令されたことから災害時の備蓄の需要が増えたとのことです。猛暑や台風の影響で清涼飲料水やパックご飯を購入する人が多く、新製品が出たスマートフォンの購入も増えたもようです。個人消費に次ぐ民需の柱である設備投資は2.6%増だったようです。デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進による需要が増え、サーバーなど電子計算機関連の投資が旺盛だったようです。半導体関連の工場新設で設備投資も増えたとのことです。民需では民間住宅が1.0%減少となり、在庫はほぼ横ばいだったようです。外需は輸出が1.7%増、輸入が3.4%増だったようです。統計上は輸出に計上されるインバウンド(訪日外国人)関連の消費が引き続き堅調だったもようです。輸入は新製品発売に伴いスマホの輸入が増えたことなどが影響したとのことです。年度ベースのGDPは新型コロナウイルスの感染拡大の影響を大きく受けた20年度に名目で3.2%、実質では3.9%のマイナスだったようですが、21年度以降は4年連続でプラスとなったようです。名目GDPは3.7%増の616兆9095億円と、初めて600兆円を上回ったようです。名目GDPはモノやサービスの価格変動を含めた指標で、国・地域の経済活動の大きさを示すとのことです。15年に当時の安倍晋三首相が名目GDP600兆円の目標を打ち出し、暦年では24年に600兆円を上回っており、今回は年度ベースでも達成したもようです。内閣府によりますと、名目GDPは1973年度に100兆円を超え、これ以降は94年度まで約5年ごとに100兆円のペースで増えていたようです。バブル経済崩壊後は伸び率が鈍化したとのことです。

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