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5月の有効求人倍率1.24倍、3カ月ぶり低下 失業率横ばい

厚生労働省が27日に発表した5月の有効求人倍率(季節調整値)は1.24倍と、前月から0.02ポイント低下したようです。低下は3か月ぶりです。長引くインフレで新たな収入源を求める人が増えたとのことです。総務省が同日に発表した5月の完全失業率(季節調整値)は2.5%で、3カ月連続の横ばいとなったようです。有効求人倍率は全国のハローワークで職を探す人について、1人あたり何件の求人があるかを示します。有効求職者数は1.5%増、有効求人数は0.3%増だったようです。景気の先行指標とされる新規求人数(原数値)は前年同月と比べて5.2%減ったようです。主要産業別では、宿泊業・飲食サービス業が19.3%減と最もマイナス幅が大きかったようです。全国チェーンの求人減が響いたもようです。卸売業・小売業の11.1%減、教育・学習支援業の8.6%減が続いたとのことです。警備業やビルメンテナンスなどの「その他サービス業」は2.7%減となり、4月に開幕した大阪・関西万博などの影響で、警備業の求人は前月に続き堅調だったとのことです。

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