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みずほ証券系、IRコンサルティングを資本政策の入り口に 人員5割増

みずほ証券は上場企業の投資家向け広報(IR)コンサルティング事業を拡大するようです。子会社でIR・株主向け広報(SR)のコンサルティングを手がけるみずほインベスター・リレーションズ(みずほIR)の山崎栄一社長が方針を示したようです。IRコンサルティングを入り口に、政策保有株式の売却などの資本政策に関わる案件の獲得につなげるとのことです。足元では株式の持ち合いの解消や東京証券取引所によるグロース市場の上場維持基準の厳格化などにより、上場企業をめぐる環境は大きく変化しているようです。山崎氏は「IRコンサルティングの需要は急速に高まっている」と話しました。みずほIRはアクティビスト(物言う株主)対応やIRの支援でみずほ証券と協業を深めるようです。M&A(合併・買収)助言や証券化といった同社の投資銀行ビジネスの案件の増加も目指すとのことです。現在は十数名程度のIRコンサルティングの人員を5年後までをめどに5割増やすほか、IRコンサルティングの売り上げを倍増させるようです。みずほIRが支援するIR説明会を楽天証券の顧客向けに配信するなど、みずほ証券が50%弱を出資する楽天証券との連携を進めていく考えも示したとのことです。

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