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全国の地域銀行の2017年3月期の最終利益が2年ぶりに減少

金融庁が発表した全国の地域銀行106行の2017年3月期決算概要によりますと、単体ベースの最終損益の合計は前期比14.7%減で1兆2億円の黒字となりました。黒字が1兆円を超えるのは4年連続ですが、日銀のマイナス金利政策により貸出金利ざやが縮小したことが影響し2年ぶりに減少となりました。投資信託や保険商品の販売が低迷したほか、外国債券の運用で損失を計上した地銀もあり、本業のもうけを示す実質業務純益も19.3%減の1兆2834億円と低調だったようです。

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