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東芝が6000億円増資で債務超過を回避し上場維持へ

経営再建中の東芝は19日、同日の取締役会で約6000億円の増資を決議したと発表しました。海外の投資ファンドなど約60社を対象に、12月5日に第三者割当増資を行うとしています。1株あたりの発行価格は、17日終値を10%下回る262円80銭。引受先には、旧村上ファンド出身者が設立した投資ファンドで筆頭株主である「エフィッシモ・キャピタル・マネージメント」も含まれ、株式保有比率は現在の10%弱から11%強へと上昇する見込みです。今回の増資により、財務改善策の主軸である半導体子会社「東芝メモリ」の売却が遅れても、上場廃止となる2期連続の債務超過は回避できる見通しとのことです。

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