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賃貸ニーズがコロナ禍で変化

(株)LIFULLは8日、「コロナ禍での借りて住みたい街ランキング」(首都圏版)を公表したようです。
「コロナ禍での借りて住みたい街」のトップは、小田急小田原線「本厚木」。都心・近郊エリアが軒並み順位を下げた中、準近郊・郊外エリアに位置するまちの代表格として首位となったとのことです。そのほか、JR東北新幹線ほか「大宮」(3位)、JR総武線ほか「千葉」(4位)、JR横浜線ほか「八王子」(9位)など、都心のオフィス街から離れたまちが上位にランクイン、上位のまちの共通点は、「郊外のターミナル駅で駅勢圏が比較的広く、生活利便性がある程度担保できそうなエリア」「多少都心方面へのアクセスには時間がかかるものの、電車を乗り換えずに済むエリア」であることだったようです。テレワーク(在宅勤務)を導入する企業が増え通勤時間への考慮が軽減したことで、「感染リスクに対する安全性・安心感にも着目して住むところを選びたい」という意識が高まったことがうかがえるとのことです。
一方、4年連続で「住みたい街」ランキング1位を記録していた「池袋」は、今回5位に後退、同じく都心・近郊の人気エリアである「三軒茶屋」は11位、「川崎」は12位と、いずれもランクダウンしたようです。
賃貸ユーザーからの問い合わせ数の増加率が最も大きかったのは、JR総武本線「八街」(前年同期比46.2%増)。2位はJR内房線「姉ケ崎」(同40.3%増)、3位はJR外房線ほか「大網」(同34.7%増)と、トップ3は千葉県郊外エリアのまちが占めたもようです。
減少率については、トップがJR山手線ほか「秋葉原」(同56.1%減)。2位以下も、京王線「仙川」(同55.7%減)、JR山手線ほか「西日暮里」(同52.4%減)、京王線「笹塚」(同49.3%減)と、都心・近郊の交通・生活利便性のバランスが良いまちが軒並み半分程度の問い合わせ数に激減しており、また、「高田馬場」(6位)、「新宿」(8位)など学生街のイメージのあるまちも問い合わせが減少しており、「大学のリモート化」も1つの要因であるとのことです。

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