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店舗賃料、プライムエリア堅調で1位は銀座

一般財団法人日本不動産研究所 (JREI)は2021年秋版の「店舗賃料トレンド」を公表しました。東京都内5エリア、および地方主要都市8エリアについて、過去3年間の店舗公募賃料データを収集・分析したようです。21年上半期の1階賃料ランキングは、前回に引き続き1位「銀座」(月額坪単価7万1,000円、前期比6%増)、2位「新宿」(同5万1,500円、同6%減)となり、3位は前回4位の「渋谷」(同5万1,300円、同6%増)がランクアップしたようです。4位は「表参道」(同4万9,700円、同1%減)、5位は「池袋」(同4万1,200円、同7%減)。6位以下については、9位「仙台」(同2万4,600円、同3%増)、10位「福岡」(同2万4,500円、同10%増)がランクインしたとのことです。新型コロナウイルス感染症感染拡大防止に係る移動制限により富裕層の旅費・渡航費が国内消費に振り向けられていることなどから、ラグジュアリーブランドの売り上は回復傾向にあり、都心のプライムエリアは堅調。一方で、インバウンド需要への依存度が高いエリアや飲食、アミューズメント施設が中心のエリアは厳しい状況が続いているようです。新宿エリア、札幌エリアでは募集件数の増加が顕著に見られたようです。優良立地の物件については賃料水準を維持してリテナントしているケースもあるようですが、空室が埋まらず賃料を下げてリーシングするケースも見られるとのことです。

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