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61%の純減益/三栄建築23年8月期3Q

株式会社三栄建築設計は15日、2023年8月期第3四半期決算を公表しました。当期(22年9月1日~23年5月31日は、売上高922億7,000万円(前年同期比6.4%増)、営業利益47億8,700万円(同30.4%減)、経常利益41億300万円(同48.6%減)、当期純利益19億4,900万円(同61.9%減)となったようです。前年同期に販売した不動産が高額かつ高利益率だったことに加え、当期は建築コストの上昇なども響き、大幅な減益となったもようです。不動産分譲事業における販売件数は、主力の戸建分譲が1,048件(同9.2%増)、分譲マンションは173件(同27.2%増)。販売用アパートが大きく減少したことから、セグメントの売上高は546億5,000万円(同5.2%減)、売上総利益76億9,000万円(同26.8%減)、営業利益39億8,200万円(同43.3%減)。このほか、販売用不動産の販売事業では、国内・海外ともに前年よりも売却件数が増加したものの、セグメントの売上高は95億7,500万円(同4.6%減)、売上総利益19億8,300万円(同13.8%増)、営業利益13億3,100万円(同9.3%減)だったようです。請負及び賃貸事業は好調に推移したものの、主力の不動産分譲事業での落ち込みをカバーするには至らなかったとのことです。

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